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茜丸@昼勤務 on 11月 16th, 2006

世界で、自国の航空写真や衛星写真を公開している場所というか、国家的機関はそう多くありません。きわめて大きな国や、そういった取り組みに長けている国でなければ、実際にはこういったものは管理しきれず、手に負えなくなってしまうため、どんな国でもできるというものではないものです(企業単位ですとやれてしまう側面というのはありますが)。アメリカでしたらUSGS、NASAなんてのはあまりにも有名。日本でしたら国土交通省や国土地理院などのサービスをこれまでも数々紹介してきました(ウォッちずなんてのは等高線マニアにはたまらない)。そして、フランスがGoogle Earthに対抗するとかなんとかで立ち上げたサイトというのが、フランスの国家機関であるIGNの作った「Géoportail」なわけです。
このサイトでは、フランス本土および見た限りでは、フランス領の島々に至るまで様々な航空写真や地理情報を提供しているのだとか。今後は3Dデータや標高情報を持たせて、よりGoogle Earthに対抗していこうというのだとか(2007年以降リリース予定)。ですが、Google Earthの機動力というか、アプリケーションならではというのか、世界には凄い人がいるもんです。このGéoportailの画像を呼び出してGoogle EarthでOverlayとして表示させてしまおうというのが今回のこのネットワークリンク。
ただし、このネットワークリンクはローカルで動かすものです。動かすために必要な知識というものはないのですが、入れなければならないものがいくつかあります。以下に入れなければならないものと、起動方法を記述しておきます。
- Ruby for Windows- いわゆるRuby本体です。これをまずはダウンロードしてそのままインストールしてください。それだけです。
- Geopochi Archive- Géoportailの画像を呼び出すためにRubyを起動させて裏でコソコソいろいろやってくれるソフト。適当な場所に解凍して、中に入っているlaunch_geopochi.batをダブルクリックで起動。DOS窓が開いてしばらく待つ。途中で止めるためには的メッセージが表示されていると思いますが、その次のメッセージが出たら、GEopochi.kmlを今度はダブルクリックして、Google Earthを起動させます。
それではまずは、手っ取り早く検索窓にParisとでも入れてパリに飛んでみましょう。場所パネルの中には様々なネットワークリンクが表示されていると思いますが、この中からFranceを開いて、Aerialというものを開いてみましょう。すると、ネットワークリンクが画像を拾ってきてくれて、Overlayが貼られていきます。これでおしまい。通常のネットワークリンクと比べてなにやらひと手間掛かりますが、これでGéoportailとGoogle Earthが融合します。(しかし、なんていうか、Google Earthに対抗して作って、Google Earth上で動かされては、フランスのお役人さんはなんともいえない気分かもしれないですが、コミュニティBBSの人たちはかなり喝采の様子)。
ただし、このネットワークリンクなんですが、膨大なファイルをダウンロードしてきますし、なによりもサーバーが遅いのか、それとも拾ってきた画像を表示させるのが重いのか、かなり遅いです。スクリーンショットはパリ頭上を表示させたものですが、1分くらい待つとこんな感じで表示されるわけです。他にも航空写真だけでなく、WMSのように他のレイヤもオーバーレイさせることができるようになっているみたいです。かなりキワモノのOverlayですが、一度使ってみる価値はあるかと思います。ついでにRubyを勉強する環境ができるので、Rubyプログラマを目指してみるのも一興かと。(Mac OS XやLinuxでも動くのかどうかは実験していませんのでわかりません。どなたか興味ある方は是非やってみて、ブログにでも紹介してくれると良いかと思います)
情報源:Google Earth Community BBS – IGN Géoportail in 3D with Google Earth

Le Géoportail sous Google Earth
) - フランス人のサイトらしきもの
2006年11月29日 1:43 PM
google map でパリの航空写真を見る方法
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