Archive for 2月, 2007

任天堂Wii お天気チャンネルは結構すごいの件

By 茜丸@昼勤務


 随分前になるのですが、私的なアレでネットどころではなかった先月に、タレコミメールということで、任天堂Wiiのお天気チャンネルについての投稿がありました。その存在は知ってはいたのですが、どんな感じのものなのか?というのがよく伝わる動画というのが、なかなか見つからなかった(単純に自分が凝り性なだけなんですけれど)ので、これまでずっと暖めてられてたものです。これで、このサイトにおいてのWiiネタは2本目。前回は、あのコントローラでGoogle Earthを動かせないか?という動画でしたが、今回はWiiのみ。

このお天気チャンネル、要するにGoogle Earthのように地球儀があり、それをあのコントローラで扱って、天気情報を得るというものなのですが、Wiiが単なるおもちゃで終わっていないと感じた斬新さはそこにあるわけではないと思います。というのも、コンテンツビューアとしてのこのお天気チャンネルは現時点ですでに、あらゆる点でGoogle Earthに勝っています。それが天気アイコンをクリックするとぶわっと表示されるお天気情報。

うっすらと地球が透けて見えるあたりにセンスのよさを感じるとともに、さながらFlashで作ったかのような、滑らかな情報ウインドウ。現在のGoogle Earthは衛星写真や、バックグラウンドの機能に関しては、驚くほど充実してはいるのですが、バルーン表示のしょぼさや、動画未対応、フラッシュ未対応と、コンテンツを作るには厳しい状況にあります。このWiiのように、プレイスマークをクリックしたら、画面いっぱいにお天気情報のFlashだったり、商品注文フォーム、Youtubeの動画、株価情報なんかが再生されるような、ダイナミックな機能が搭載されたりする(つまり、単なるプレイスマークじゃなくなり、ガジェットのような形になるわけです)形になってくると、そちらのほうでもコンテンツが充実するのではと思っていたりします。ただ、そうなると、精神的ブラクラを仕込まれたりという可能性もないわけじゃないんですが。

国土地理院が地図データをネットで提供

By 茜丸@昼勤務


これはオルソ化空中写真のWMSを呼び出したもの
このサイトに来てくださっている方々の中には、普通の人はまずやらない(というか、知らない)であろう地図データをMapServerなどを利用して、さまざまな地図データを扱っている人もいることかと思います。また、そういったMapServerからデータを取得して、Google Earthをクライアントビューアとして使っている人もいるかもしれません。また、WMSを用いて同様のことをやっている人もいるかもしれません。そういった人達の間ではよく知られていて、販売もされている地図データ集に、国土地理院発行の数値地図なんてものがあったりします。今回のネタは、これら(というか、詳細はまだ明かされていないんですが・・・)国土地理院の発行しているデータを、ネットを通じてていきょうできるようにするというニュースです。

ただ、これらの地図は、これまでも何度も紹介してきたのですが、なかなかに使用基準が厳しい。使用基準だけでなく、日本の法律によって、ガンガン使うというのは非常に難しい状況にあります。その根源である法律を改正しようという動きです。内部ではひょっとしたらもう、仕様とかどういう公開のしかたをするかなどは固まっているのかもしれませんが、いずれにせよ、豊富なリソースがつまっているあれら地図がネット経由で利用できるとなれば、近い将来、Google Earthをクライアントとして利用できるかもしれません(つまり、個人的要望で、WMSでウォッちずや、数値地図、空中写真閲覧システム国土情報ウェブマッピングシステムとは別)、古地図の類を提供してくれると、あっさり使えるので、ありがたいんですがという希望的観測です)。ただ、そうなると、これら地図が国境を超えることになる。中にはそれがゆえにというものも多いかもしれませんが、その場合には、JPドメイン以外からのアクセスを弾くなどなどさまざまなテクニックがありますし、いくらでも手があると思いますので、可能な限り、そういう方向にいったらいいなと思っております(ウェブで提供する場合には、Google Mapsのマッシュアップでもいいんですが)。

とはいえ、すでにオルソ化空中写真ダウンロードシステムで過去の航空写真についてはWMSでGoogle Earthに投影できるようになっているので、こちらは終戦直後の写真なんかが追加されるとちょっとうれしいなと思ったり(レイヤで分けてくれると、レイヤの指定で切替えができます ->  WMS側) 。こうして、書いてみていると、日本の地図データの充実振りってのは、さすがだなと感じるとともに、最近は政府関係でもいつのまにか、RSSでデータ配信始めていたんだなぁ(農水省にいたってはPodCastまである)なんて思ってしまいました。

逆ジオコーディングをしよう

By 茜丸@昼勤務


住所を調べることができます
自分はプログラマではないので、1からプログラムを組むのは苦手ですが、プログラムの処理の内容は理解できるので、「あんなこといいな、できたらいいな、あんな夢こんな夢いっぱいあるけど」、みんなみんな叶えられないというもどかしさがあったりします。なもんですから、Community BBSでPHPソースを拾ってきて改造したりして、思いつくだけの様々なプランを実現していたりします(ArcIMSサーバからデータを載せることができないかを今は探索しています)

そんな中、Takashi.U氏のサイトで配布されている、XMLをXSLTで成形して、KMLを吐かせるPHPソースというのを拾ってきて、かねてよりやってみたかった「逆ジオコーディング」を簡易的に実現してみました。かなりTakashi氏に手伝っていただき、また配布許可もいただけましたので、下のリンクからPHPソースとKMLはダウンロードしてみてください。今回は、ただ単純にPHPから吐かせているのではなく、XSLTという仕組みを利用して、XMLの値から好きな形で値を拾って、KMLに当てはめるというテクニックも含まれています。もっと上級になると、このテクニックで、様々なWebAPIからもらえるXMLを捌くことも可能。

さて、今回逆ジオコーディングで利用させていただいたのは、invgeocoderというサイトのPHP。このプログラムにパラメータを渡してやることで、帰ってきたXMLをXSLTで処理、今見ている場所の住所を取得することが可能になりました。但し、このジオコーダの精度は秒以下1桁なので、ブレがあります。それでも大体の住所を取得できるという点で、また一歩新しいことを実現することができました。今回の処理を行ってくれるPHPソースは、PHP5で尚且つXSLTをサポートしているサーバでなければ動作いたしません。そうでない場合には、xml.php(XMLパーサ)が必要になりますが、レンタルサーバでそこそこのところであれば、PHP5もXSLTもサポートしているでしょうから、ためしに動かしてみてください。

Google EarthのレイヤにTBS世界遺産レイヤが追加

By 茜丸@昼勤務


世界遺産レイヤが追加されました
日本は意外とコンテンツ大国なんだと思います。ただ、それがネットに来ると突然、日本はコンテンツ貧困国になってしまっているような気がしないでもない。せっかくの素材なんだから、使いまわしをすればもっともっと面白いものに成ると思うのですが、どうも、他国に先にやられれている側面というのは否めません。特に、テレビ業界のコンテンツに関してはもっとガッツンガッツン、ネットに出して欲しいところ。

そんな中、日本語版限定で新しいレイヤが追加されたようです。それが、TBSテレビで放映されている「世界遺産」テレビのコンテンツ。世界遺産といえば、すでにGoogle EarthにはすでにGoogle EarthコミュニティレイヤにUNESCO世界遺産レイヤが搭載されてはいるのですが、如何せん英語です。また、コンテンツの見せ方や充実度が今回のレイヤは違います。ただ、まだ全部放映していないからなのか、全ての世界遺産が登録されているわけではないようですが、それぞれのプレイスマークはTBS世界遺産のウェブページの各ページへとリンクされていて、リンク先には、さらに詳細な情報と、DVD販売のページが・・・・できればサンプルで少し見せてくれると売れしいんですが・・・・。とまぁ、テレビ屋だからこそ作れるレイヤが搭載されたのは嬉しい限り。また、TBSがとりあえず先陣切ってコンテンツの提供を行ってくれたのにはビックリしましたが。

また、一方では、英語版では、Yelp Reviewレイヤが搭載されたようです。こちらは英語版限定で、レストランや、バー、歯医者などのいわゆる口コミ情報投稿サイトのようで、これがGoogle Earthに乗ると。ただ、今さっき使った段階では、なんにも表示されませんでした。この辺りは、日本で言えば、Kakaku.comや、その他の口コミ系サイトなんかがKMLを提供してくれることを期待しています。さらに小さなアップデート内容なんですが、レイヤの部分のアイコンがリニューアルしたようで、ちょっとファニーな感じのアイコンに入れ替わっています。今回のアップデートはレイヤのアップデートなので、新しいバイナリをダウンロードしてくることなしに、利用することが出来ますので、すでにインストールしている人は是非、レイヤを有効にしてみてくださいな。

NASA WorldWind 1.4 リリース

By 茜丸@昼勤務


Sun Shading機能をONにしてみました
今年はほとんど雪が降らないままに冬が終わりを告げようとしています。ここのところ毎年のように話題になる海外の旱魃(とりわけ、オーストラリア)や、どうにも季節が前の方に1ヶ月ほどいや、2ヶ月ほどずれてきていて、なおかつ春と秋が異様に短いなぁと感じてきています。農業関係の方々はこういった異常気象を考慮せずにいつもと同じような種まきや収穫をやろうとすると、今後は大きな損害につながる、そんな時代が近づきつつあるのかもしれません(原因は、中国や東南アジアの経済発展で、総計としての二酸化炭素排出量の底上げがされてしまったことにあるのではと思っていたりしますが)。

さて、そんな中、そういった学術的な利用には非常にもってこいな、そしてGoogle Earthと双璧をなすアースブラウザであるNASA WorldWindがアップデートされました。今回のアップデートはメジャーアップデートとなるためか、非常に大量の更新がされています。また、春先にリリース!?と予想されている、Googleとの協業である「iEarth」はどんなものなのか?そんなことを頭に置きながら今回のアップデート内容を重要なものに絞ってみました。

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