アマチュア無線(APRS)でトラッキングしてGoogle Earthへ
Posted By 茜丸@昼勤務 on 2009年10月7日
先日、トロリーバスの話を書きましたが、世界では結構普遍的に使われているけれど、現在の日本では殆ど使われていないものって結構あるもんなんだなと改めて思うと共に、それが土地柄なのか、それとも、日本独特の何かなのか、エコだけれど採用されないってのもなんだかなぁと思ったりしたものですが、よくよく考えてみると日本は結構なんやかんや独自路線物が多かったり、最先端のものを採用していたり、ネット回線だって世界第二位の早さと聞いても、誰も驚嘆しなかったりと、在る意味幸せ、在る意味ガラパゴスなんだなと考えてみたり。
さて、今回紹介するものは、普遍的に使われてはいるものの、一般の人の身近ではあまり見かけないもののひとつとして、アマチュア無線関連のKMLを紹介。以前大分前に、
こんなのを紹介したことがあります。今回は基地局に関するものには違いないけれど、それをより発展させた、移動状況をトラッキング出来る仕組みをつかって、Google Earth上にトラッキングするKMLを紹介します。
このシステムは、APRS
とよばれる技術というか仕組みを使って、GPSを利用して位置情報を発信、パケットをネットを通してトラッキングできる仕組み。送信時にアマチュア無線を利用しているもので、この仕組みを利用するためには、アマチュア無線の資格が必要。見るだけならとくに問題はありません。リアルタイムにトラッキングを行うことが可能なので、追跡することもできるものの、装備は結構必要なため、気軽にというわけにはいきませんが、応用する(他の無線など)ことで、例えば、運送トラックの配送状況であったりとか、はたまた電車の運行状況、大規模イベントの移動状況トラッキングであったり、災害時には非常に強力なツールになり得るということで、海外では広く利用されているとか。
しかし、驚くべき事はこれらの仕組みは個人レベルから管理がなされており、個人用途での利用に限定されているようで。電波法の範囲内で使わなければならないということが、様々なウェブサイトで書かれています。ちなみに今回紹介するKMLでは様々なアイコンが出現します。車のマークから電車のマーク、中には空中を描くラインが出現する(飛行機など)、様々です。ですが、マークそのものは意味がなく、中には変なマークや、馬であったり(まさか乗馬して移動しているってことはないでしょう)、
KMLはGoogle Mapsでも提供されておりますが、やはりここはGoogle Earthのほうが面白い。世界規模なので、日本だけでなく海外のトラッキング状況も見られるのは非常に面白いです。とりわけ、災害の際には、携帯なんて使えませんし、災害に強いと呼ばれるPHSもサービスそのものが、風前の灯火状態にありますし、アマチュア無線という仕組みはこれからも在り続けるんだろうなと感じます。さらに、トラック運転手などが使用しているCB無線
なども同様の仕組みを使えたら、APRSでは出来ない商用利用も出来るのかなと思ったり。
本KMLは下記のリンクから、飛んだ先のGoogle Earth KMLをクリックするだけで使用できます。また、検索をしてみると、APRS Serverを立てるためのソフトウェアなども存在しているみたい。その名も
APRSKML Server Projectと呼ばれるもので、Javaを利用した仕組みのようです。また、APRSをやりたいという人は、
フライヤーのためのAPRS入門というサイトが参考になるかと思います。かなり詳しく手順まで書かれていますので、一読してみてはいかが。
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