EeePC901へPuppy Linux 4.3をインストール(USBブート)

By 茜丸@昼勤務 on 11月 17th, 2009

test異動してようやく落ち着いたので、そろそろ再開。ただ、今まで激しい部署にいたためか、気が抜けて風邪をこじらせつつ書いています。今回は、手持ちのEeePC901についての情報まとめと、Puppy LinuxをUSBメモリにインストールし、且つ、無線LAN接続をしてみようと思い、情報をまとめました。

どうも、ネットの情報検索は自分の検索ワードが悪いのか、それともボキャブラリーがないのか、狙い通りの情報にたどり着けず、細切れの情報をかき集めて、無事、USBメモリへのインストールと、無線LAN接続ができました。非常に軽快です。

さて、今回使用したPuppy Linuxは、Version 4.30。ここからダウンロードしたものを使っています。もう、4.31が出ているようです。ダウンロードしたisoファイルをCDに焼き込んで、外付けのDVD-Rドライブでディスクを作成しました。ここで、EeePC901の特徴をまとめてみます。

  1. EeePCのメインドライブはSSDであり、しかも、基盤に直接半田付けされているようだ(交換が困難であること)
  2. EeePCはデフォルトのBIOS設定において、Boot BoosterがONになっているので、そのままではWindowsXPが起動してしまう。
  3. EeePCのブートセッティングには、USBメモリは表示されないが、起動できる(ESCキー押しながら起動すると、ブートメニューが出てきますよ)
  4. 無線LANのドライバはデフォルトで認識されているrt2860でOK
  5. WPA2にも無事対応しているので、特に特別なことはせずとも、接続することができます。パラメータはちゃんと入れないと駄目だけれどね。
  6. X.orgで起動できなかった。Xvesaで起動ができた。
  7. 画面は、1024 × 600 × 24bitで設定した。

さて、isoを焼いたCDで起動して、インストールですが、CDブートさせるために、あらかじめ、BIOSセッティング画面(電源投入後すぐにF2キーを押すと入れます)で、外付けDVD-Rドライブを1番手に持ってくること。これで、外付けDVD-Rドライブから起動します。Grubが起動するので、そのままEnterキーで続行。途中キーボード選択画面がでますが、jp106のまま続行。Xの設定では、Xvesaで上記の7.の画面設定で続行しました。無事起動すると、スクリーンショットのようなデスクトップが現れます。なお、EeePC 901のBIOSセッティングに関しては、 ;-) このページが参考になります。

そして、ここで、デスクトップにあるインストールというアイコンを起動。以下の手順で進めます。

  1. ユニバーサルインストーラを実行する
  2. USBフラッシュドライブを選択
  3. インストール先デバイスを選択。間違いなく自分のUSBメモリであることを確認する。EeePCの場合、sdcがそれになるんじゃないかと。
  4. パピーをsdcにインストール のボタンをクリックして進める。
  5. OKを押して進める
  6. USBメモリに何か入っているなら、取り出しておきましょう。で、ファイルを全て消すとブートオプション pfix=copyを追加をチェックして進める。別にここでチェックをする必要もないですので、そのままOKでも可。
  7. ピンク色のウィンドウが出現し、ファイルのコピーが始まる
  8. インストールが完了したという通知がでて、以上終了です。
  9. 再起動します。EeePCの灰色の画面が出たら、すかさずESCを押しっぱなしにしておく。
  10. ブートメニューでUSBメモリを選択する。
  11. 無事起動すると思う。

驚くほど簡単に終了します。途中で、ブートフラグがどうとかって出るケースがあります。その場合、GPartedを起動を押して、対象となるパーティションを選び、bootフラグを付けてあげれば結構。また、ブートするためのMBRうんたらかんたらは、syslinuxを全部選択して進めておけば結構。これでEeePC用Puppy Linux USBメモリの完成です。

次に、無線LANの設定ですが、これが結構大変。最初わかりませんでした。ですが、以下の手順で接続ができました。うちの場合、ルーターはTime Capsuleを使っていて、且つWPA2 Personalを使用しているので、少々難しい設定です。まずは、以下の手順を進めましょう。

  1. デスクトップにある「接続」アイコンをクリックしてインターネットコネクションウィザードを起動する。
  2. ネットワーク又は無線LANでインターネットを選択する。
  3. Puppy Network Wizardが起動する。すると、eth0とra0の二つが現れるはず。前者は有線LAN、後者が無線LANです。有線LANはドライバが、ATL1eが選択されており、無線LANはrt2860が選択されているはずです。
  4. まずは有線LANからセットアップしてみるので、eth0ボタンをクリック。
  5. eth0をテストをクリックしてみる。
  6. パピーは生きているネットワークを見つけられました と出る。自動DHCPを押すと、eth0ネットワークの設定に成功とでる。ここでYESを押して、設定を保存しましょう。
  7. 戻るボタンをクリック。
  8. 次にra0ボタンをクリックして無線LANのセットアップ。
  9. ここではテストするのではなく、まずはワイヤレスボタンをクリックします。
  10. すると、すでに自動的に見つけたプロファイルが出てきて、読み込みます。WPA2を押して、高度を押すと、WPA2以外が灰色で、暗号化キーの入力ボックスがでるので、ここに無線接続パスワードを入力。ただし、ここは、暗号化なしにチェックが入っていると出ないので注意。APスキャンはBroadcast SSIDで十分。そして、保存をおして、このプロファイルを使うボタンをクリック。
  11. ra0の接続テストが進み、パピーは生きているネットワークを見つけられました と表示されるので、自動DHCPボタンを押して、あとは有線LANの時と同じ。これで、タスクバーに無線LANの接続状況のアイコンが出れば、無事インターネットへ接続が完了です。

とまぁ、こんな具合。WEPは最近、簡単にパスワードをのぞけるようになってしまったので、今後は、WPA2Personalは最低限必要になるでしょうから、この設定をすることをお勧めします。4.3以前はどうやら無線LAN当たりでカードによっては厳しいとの意見がありましたが、4.3からは少なくともEeePCに於いては、難しくもなんともありません。設定する場所がわかっていれば、すんなり進めます。

また、EeePCでUSBメモリブートのPuppy Linuxを使う理由は、なるべくSSDにダメージを与えたくないので、WindowsXPは必要最低限にしたいという点と、Puppy Linuxは恐ろしく軽いLinuxでありながら、高機能であること。2GB程度のSDカードからもブートできるのでお勧めであること。この方法なら、SSDにインストールしなくてすむので、WindowsXPを温存できることでしょうか。EeePCをお持ちの方は是非こんな感じで、USBメモリブートのPuppy Linuxを楽しんでみたらいかが。

P.S. – 今回使用したUSBメモリは秋葉原のPCパーツショップであるArkで購入(以前もDimension 8400の電源を買いに行った時にお世話になりました)。価格は1,980円のGreenHouseのPicoDrive Dualという品物。Windows Vistaや7のReady Boostにも対応しています。パスワードロック機能もついていたり(ロックのためのソフトは別途無償ダウンロードが必要)。セキュリティ書けてしまうと当然、Puppy Linuxをインストールできないので注意。自分の場合、Google Earthのキャッシュドライブも、このUSBメモリを指定しています。

P.S.2 – なんか、日本語入力が起動しないなぁと思ったら、どういうわけか、SCIMの設定がされていませんでした。ということで、タスクバーにあるキーボードのアイコンを右クリックでメニューを出し、SCIMを設定を選択。全体設定において、キーボード配列を「日本語」に設定し、全てのアプリケーションで同一入力メソッドを使用にチェック。あと、開始ホットキーは右Altをつけておきました(Alt_R + KeyRelease)。これで再起動したら、正常な日本語入力できました。半角大文字アルファベットしか入力できなくて、正直焦りました。

P.S.3 - EeePC用のPuppy Linuxとして、Pupeeeというのがあるそうなんですが、公式サイトらしきものが見あたらない。

P.S.4 – Puppu Linuxは標準のパッケージが、PETというもので、Ubuntuと違い独自のパッケージ管理システムを持っています。ちなみに、Google Earthをインストールしてみましたが、動かずにクラッシュしました。eeeUbuntu9.04なら上手くいくのかな・・・重たいディストリなので、チューンが必要のようですが。

One Comment
  1. マルチパパ

    2009年12月22日 4:15 PM

    Puppy Linux 4.3はいいですよね。
    最近のマルチCPUに対応していますから。
    ですが、逆に古いSCSIのハードディスクとかを認識しないのでPuppy Linux 3.5も持ち歩いています。

    私の場合、PCにインストールせずに使用していまして、
    そのCDをマルチブートにしてみました。

    さらにWindows用にフリーウェアも入れて、ランチャーで一発起動するように改造しました。

    興味があればどうぞご覧ください。

    マルチーロールディスクの作り方

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