Google Mapsの指示通り歩いて女性が轢かれ訴える
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茜丸@昼勤務 on 6月 7th, 2010
非常に便利なGoogle Maps。最近は、Google Earthも、iPhone用やAndroid用に出てきて、さらに便利になってきている。BlackBerryの様な端末やGPS付き携帯でも使えることで、他の使い道も出てきている今日この頃ですが、アメリカでまた珍妙な訴訟が起きました。
Google Mapsで道順調べて、危険なハイウェイの側を歩くように指示されて歩いていたら車に轢かれて、安全な道を指示しなかったとして、Googleを訴えるというものです。なんというか、アメリカの歪んだ社会の一側面であるこの手の「オカシナ人達による対企業を相手にした追い剥ぎ行為」が平然とまかり通る一面ですが、このニュースで歩行者の安全に対して、歩行者がドコまで責任を負うべきか?的な議論がされているのだとか。
そもそも、その前に、この手の珍妙な裁判をそろそろ法規制させるべきであるとともに、判断力欠落、思考停止、ヤクザまがいの訴訟はそろそろ食傷気味なのでいい加減にしてほしいところ。アンタ、Googleがカヤックで太平洋を10,000km横断しろと言ったらするの?というお母さんの言葉が聞こえてきそう。
実際に、Google Transitで適当な日本国内からニューヨークまで、検索をするとスクリーンショットのような有名な検索結果が出ます。ですが、実際にカヤックで渡るようなオカシナ人はいないでしょう(記録にでもチャレンジするような人以外)。しかも通常こういった検索結果は「車での移動を対象とした検索結果」が提示されています。日本でも歩行者進入禁止の道路は山ほどあり、高速道路以外でもそういった道はたくさん都内にもあります。ですが、通常のルート検索では当然それらは提示されてきます。歩行者で検索したいのなら、歩行者ボタンを押して検索をすると、歩行者に沿った検索結果が出るようになっています。というか、ハイウェイの歩道のない場所を普通歩きますか?体を張ったギャグとしか思えません。
ちなみに日本で同じようなことをした場合、自動車専用道路を歩く行為は道路交通法違反です。おまけに轢かれた場合、かなりの過失を問われます(車側も問われてしまうのが厳しいところですが)。また、想像を越える事故も起きています。ましてやこんなアメリカの訴訟沙汰のような事例で、過失責任をドライバーに問われては堪ったものじゃありません。
なにはともあれ、こういった斜め上を行く思考は自重していただきたいところ。また、ルートによってはこういうメッセージが出ます。「徒歩ルートの表示は Beta 版です。注意 – このルートには歩道のない道が含まれている可能性があります。」と。しかし、こういった事が続くと、日本国内でも道路に国道の標識記号だけでなく、二輪車通行禁止だとか歩行者進入禁止だとかの表記をしないといけない、みたいなことになりかねないですね。それはそれで便利なんですが。さすがに歩道ナシ路側帯ナシや、自転車や歩行じゃ入りたくないオーバーパスする道とかが、池袋にあったりしますが、こういう時は提示されても、迂回路を自分で指定するだけの思考は持たないと行けないと思います。
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