Welcome Back to the Earth 「はやぶさ」

By 茜丸@昼勤務 on 6月 13th, 2010

7年前、みなさんは何をしていましたか?

自分は7年前というと人生の地獄を味わっていた時期であり、殆ど記憶にありません。こうして生きていること自体がかなり奇跡と言えば奇跡な感じなのですが、なんとなく生きて来れた感じ。ただ、そんな自分のどうでもいい人生の奇跡なんてものよりも何兆倍もの奇跡を起こしてくれた、7年前に打ち上げられた満身創痍の日本の探査衛星が帰ってきました。

その名は第20号科学衛星MUSES-Cはやぶさです。すでにその奇跡的な帰還についての顛末はネットに山のように転がっています。さらに今回のこの帰還というものが、どれだけスゴイ偉業なのかについても(相変わらず、日本のマスコミは事の重大性がわかってないようですが)。諸外国では今回の帰還に備えて、カプセル投下予定地であるオーストラリアのウーメラ砂漠に対して行動を起こしています。はやぶさの偉業は以下の通りです。

  1. イオンエンジンによる推進実験(3台同時)
  2. イオンエンジンの長期連続稼動実験(1000時間)
  3. イオンエンジンを併用しての地球スイングバイ
  4. 微小な重力しか発生しない小惑星への自律的な接近飛行制御
  5. 小惑星の科学観測
  6. 小惑星からのサンプル採取
  7. カプセルの大気圏再突入
  8. 地球への帰還
  9. 小惑星のサンプル入手(予定)
  10. 大気圏突入前のラストショット(成功) – こちらに :cry: はやぶさ最後の撮影写真が掲載されています。

NASAの協力、軍による完全武装と立ち入り禁止、その他日本に置いても今回の様子をライブ中継などなど・・・どうやら、この立ち入り禁止区域に、オーストラリアおよび日本人のオカシナ人達が侵入し、捕縛されたとの情報もあります。

さて、そんなはやぶさですが、4年ほど前に、SeaGate Blogさんがはやぶさのモデルを作成し公開しています。Sketchup Modelだけですので、 :-P Google Earthに投影するには、位置補正と高さ、および小さすぎるので、ちょっとでかくする補正などしてみました。そのまえに、今回のイトカワサンプル投下ミッションの様子をマッピングしているデータがありましたので、合成してみました。ただし、Apacheの設定がおかしいのか、ダウンロードされないので、こちらからどうぞ!その名も、Hayabusa FlightTrackerです。合成してみた様子をスクリーンショットで取ってみました。その様子がこれです。

また、イトカワのモデルデータはDARTSのサイトにて公開されています。どなかたこれをSketchUpで作ってみませんか?とまぁ、いろいろあった、この7年間、はやぶさはずっと一人でイトカワまで行き、そして帰ってきました。最後におまけミッションで地球を撮影するという思いつきでのミッションがあるのですが、地球がまぶしすぎて撮影に苦慮しているとか。もうじき22時50分、大気圏突入ではやぶさは地球の大気となり消えてなくなります。今後も、JAXAには大いに期待したいですね(民主党は宇宙関係のプロジェクトならびにJAXAを生活に関係ないという思考で切りました)。

P.S. – 22:57分 ビーコン音を確認。まだカプセルは着地していない。写真撮影は1枚だけ取れていたとの未確認情報。

P.S.2 – 特集を組んだのがニコ生だけというのが・・・日本のTV業界の未来は暗い・・・ ニコ生は面白かった。はやぶさのコスプレ女性もなかなかによかった(知識も凄かった点が、TVでは出来ないキャスティングでした)。

P.S.3 – どうやら日本人は世界でも希に見る機械に対して特別な感情を持つ国民のようです。他国では擬人化という概念はないみたい。

P.S.4 – 日本各社プロカメラマンによる燃え尽きる様子の写真は芸術品でした(毎日を除く)。それから、はやぶさ最後の写真も、突入時の表面温度上昇で画像が掠れながら、とぎれながらの画像でしたが、とてもはやぶさの旅路を表した最後の写真でしたね(毎日は勝手に加工加えてましたが・・・この画像の価値がわかってない様子で)。

P.S.5 – 目視でカプセルを発見した模様。さて、カプセルは破損しているのか?また、中身はあるのか?また、ラストショットの画像は5発写真を撮った中で唯一撮影ができたもので、最後の最後でとった5枚目の写真。しかも、もうこのときにはすでに大気圏突入中で燃えながらだったとのこと。よく、データを送信できたものだ。奇跡を最後まで起こし続けたはやぶさには、魂がありました

P.S.6 – はやぶさが切り離したカプセルは無事にウーメラ砂漠の中に到着したようで、ヘリコプターからのカプセルとパラシュートの写真が公開されています。正確に1kmの誤差範囲内に落とせるという技術もすごいですが、静かにたたずむカプセルもすごいもんだなと。

P.S.7 – カプセル無事回収。破損ナシ。この奇跡の生還と快挙に生放送した局ナシ。今のテレビ局はNHK含めて見る価値がないことを、証明してしまった。そりゃ、テレビ局の売上げ下がりますね。ナニが大切なことなのかもわからなくなってしまったテレビ局よ、さようなら。

■関連リンク

View - 探査機はやぶさにおける日本技術者の変態力(Youtube)

View – 探査機はやぶさにおける日本技術者の変態力完結編(ニコニコ動画 /20分)←お勧め!!

View – はやぶさのカプセル切り離し突入時のライブ映像録画(Ustream)

Twitter – はやぶさ帰還ブログ

海外メディア – 英国BBC News (Japanese Hayabusa asteroid mission comes home)

国内メディア – 「はやぶさ」大気圏突入、60億キロの旅帰還写真が恐らく一番綺麗に取れている)

NASA – はやぶさが燃え尽きていく様子の映像(ニコニコ動画とYoutube, Youtube其の弐

有志によるはやぶさFAQ

はやぶさ「こんなこともあろうかと!」真田運用の数々

はやぶさ2予算増額の嘆願署名

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